とあるMac Pro 2013においてキーボードが時々使えなくなるという現象が起こりました。
キーボードはMac純正のUSB接続のもので、そのキーボードを他のPCにつなぐと普通に動くため、キーボードの故障ではありません。
今回はそのような場合の解決策の紹介です。
今回問題が起こった、USB接続のMac純正キーボードです。
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解決策ですが、結論から言いますと、USB HUBを使ってMac Pro本体にキーボードを接続してください。USB HUBは以下の様な特別な機能がついていない「USB2.0」のものを推奨します。 接続の構成としては
Mac Pro ← USB HUB ← キーボードとなります。
ひとまず自分がさわったMac Pro 2013はこれで安定しました。
この方法で直る理由なのですが、Mac Pro 2013に付いているUSBは全てUSB3.0です。
それに比べ多くのキーボードやマウスはUSB1.1で動作します。
USB3.0はUSB2.0とUSB1.1との互換を謳っていますが、USB3.0に使われているチップやドライバによっては相性の関係でUSB1.1がうまく動かないという現象がたまに発生します。
しかし、USB3.0でUSB2.0の機器を使って不具合が出たという話はあまり聞きません。
また同様に、USB2.0でUSB1.1の機器を使って不具合が出たという話もあまり聞きません。
これらの理由より、
Mac Pro ← USB HUB ← キーボード
という接続は、
USB3.0 ← USB2.0 ← USB1.1という接続になり安定するという理屈です。
ちなみに、USB HUBはUSB2.0用を「
推薦」としていますが、USB3.0のHUBによってはUSB1.1との相性が良いものあるため、USB3.0用のUSB HUBでも動くものは動くと思います。
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