先月、一人暮らしを始める友人が今まで自分用のパソコンがなく必要となったので「予算10万で、大学生活において問題なく使えて、簡単なゲームもそこそこできるノートパソコンが欲しい。できれば使い慣れてるWindows7がいい。よさ気な機種を選んで欲しい。」という依頼を受けました。
そこで自分は以下の構成を友人に勧め、実際に購入しました。
機種:ThinkPad E 440
CPU:core i7 4702MQ(2.2GHz)
メモリ:4GB*2枚=8GB
液晶解像度:1600x900
HDD:500GB / 7200RPM
OS:Windows7 Home Premium (64bit)
たしかこんな感じにカスタマイズして、その時にやっていたLenovoの割引や学割などで約8.5万円。
そして残りの約1.5万円でSSDを購入。
買ったのはTranscendの「SSD340 256GB」
これでぎりぎり10万以内に収めました。
で、ThinkPadを注文したのはいいんですが、増税やXPの買い替えなどと時期が重なってしまい、お届けまでに1ヶ月ほどかかるという。まあ仕方ないと言えば仕方ないので、友人には待ってもらうことに。その間は自分のPCを貸すということで解決しました。
そして先日、予想よりも早くPCが到着。すぐさまSSD交換のため友人の家へ。
箱を開封すると本体が出てきました。
(今回カメラを忘れてしまい、iPadでの撮影のため見にくいかもしれません。すみません。)
正面から。やはりThinkPadはかっこ良くていいでね。
閉じた状態。無駄なものがあまりないのがいい。「lenovo」のロゴがなければもっと良かった。
本体の型番表示。「lenovo」が目立つ。これは個人的にはマイナス。
各種シール。HaswellのCPUブランドシールは個人的にはあまり好きじゃない。core2duo後半のシールが個人的には一番好き。
ThinkPadと言えばのトラックポイントとトラックパッド。トラックパッドは広くて使いやすいと思った。
外部ポート関連。USB3.0が3つ付いてるのとアナログRGBが付いてるのがいい。最近はほんとにアナログRGBが付いてるPCが減ってきているが、まだまだアナログRGBの機器が身近に多く無いと困る。
DVDドライブ。どうでもいいが金属部の横穴の並びや、下の方にあるたくさんの穴が個人的にはなんかいいと思った。
電源端子。いつの間にこんな端子になっていたんだと驚いた。Macをすこし意識してるのかな・・・?
いよいよ内部の紹介です。
ThinkPad E440の保守マニュアルを以下のページより入手できます。
ThinkPad E440 保守マニュアル:http://support.lenovo.com/ja_JP/detail.page?DocID=UM019142 裏を開けるには赤丸部分のネジを取れば開きます。ただしカバーに爪がたくさん付いており結構開けるのに苦労しました(次に詳細)。
開けたフタ。外側以外にも、丸印の部分にも爪がついています。最初は、他にネジがはまっているのか疑うほどでした。
開けた時の全体像です。小さなフタ部分も開けてあります。(以下に各詳細を載せてあります)
メモリとCPUです。CPUもソケット式なので簡単に交換できると思います。
メモリはSAMSUNG製 DDR3L1600 4GBが2枚です。
CPUファンとグラフィックチップが乗るであろうパターンが有ります。たぶん購入選択時にグラフィックチップを選択していればここに乗っていたんだと思います。
BIOS用の電池と無線LANカードです。
保守マニュアル読んだ感じでは、M.2規格のSSD用の端子だと思われます。
HDDが入っていたところです。HDDが7mmのものだったのでスペーサー代わりに青いクッションが貼ってあります。
入っていたHDD。初期のものより1000円払って7200RPMのものにしたところ、HGST製が入っていました。これは嬉しい。まあこれは後々、外付けHDDにします。
HDD横から。個人的には7mm厚のHDDは初めて触った。今まで9.5mmのHDDしか触ってこなかったのでその薄さに驚いた。
HDDをSSDに交換作業は、SSDはHDDと同じ7mmだったので何も考えずにHDDについていた金具をSSDにはめ、PC本体につけた。その後フタを閉めたら完成である。
OSのインストールは、HDDの時にDVDでリカバリディスクを作成し、DVDからのリカバリをおこなった。
リカバリ中の画面。
今回、まさかの最後の最後で大問題が発生した。 SSDにしたところ、ユーザーネームなどの設定を終えた最終段階で再起動を促すウインドウが出てきた。自分は何も考えず、「今すぐ再起動する(R)」を押してしまった。すると、再起動後いきなりデスクトップに飛び、ドキュメントなどのフォルダが一切ない状態になっていた。これはWindowsのユーザーフォルダが生成される前に再起動をおこなってしまったために起こったものだと考えられる。
設定を一から自分でするのも大変なので、結局、再リカバリをおこなった。次に出てきた時には「後で再起動する(L)」を選択し、正常にリカバリが完了した。約1時間を無駄にしてしまった。と、最後にやってしまったが、完成するとかなりいいPCとなった。まず起動だがwindows7のロゴが集まりきる前に画面が切り替わると言えばわかるだろうか。本当に起動や動作が早く、ストレスなく使えるPCとなった。
windows7でのスコアは以下のようになった。
4~5年前、i7-860で作った自分の自作PCよりスペックがいい・・・・・
今はこのスペックのPCがノートで10万以下で手に入るなんて・・・すごい時代だな!ということでThinkPad E440の紹介でした。
4月20日追記
ちなみにofficeは学生ライセンスの破格のやつ使います。
7月8日追記
ThinkPad T540pの記事書きました。
ThinkPad T540p 購入&SSD化
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